バルトレックスについて説明する女性と服用する女性
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バルトレックスと多量の水を服用について

バルトレックスは、ヘルペスなどの治療に用いるバラシクロビルを主成分とする抗ウイルス薬です。
服用後バラシクロビルがアシクロビルに30分程度で代謝され、ウイルス増殖の際にヌクレオシド三リン酸とアシクロビルが置換される事でポリメラーゼの働きを阻害し、ウイルス増殖を阻害する効果を発揮するDNAポリメラーゼ阻害薬です。
バルトレックスは、服用時に限らず服用中は出来る限り多くの水分を体内に補給する必要があります。

水を飲む女性バルトレックスは、何らかの理由により腎臓の尿細管内の医薬成分濃度が高くなり過ぎると医薬成分が結晶化し、一時的に腎臓に沈着する事で腎障害を引き起こすリスクが高いとされています。
特に高熱や下痢を発症している高齢者や水痘患者は疾患により体内の水分が著しく少ない状態になっている為、排出される尿の量も少なく腎障害を発症し易い傾向にあります。
しかし、医薬成分の結晶化による腎障害は一時的なバルトレックスの副作用なので、体内に大量の水を補給する事で腎臓の尿細管に水が供給され、腎臓の尿細管の結晶が水に押し流される様に解かされ腎障害の症状が消失します。
人間の体は、水を欲した時には水分が不足している状態あり、軽度の脱水症状ならば自覚症状は無いとされています。
解り易い脱水症状のサインとしては、排泄される尿の色が濃くなる事ですが、1回で補給するのではなくサインが出る前から少しずつ複数回に分けて補給するのが理想的な水の補給法です。
バルトレックスは、腎障害の副作用が指摘されている抗ウイルス剤ですが、下痢や吐き気など胃腸症状、発疹、頭痛など軽度の副作用がほとんどで安全性の高い抗ウイルス剤として多くの医療機関で現在も使用されています。

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